螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

どいつもこいつも結晶化しすぎィ!!

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 ファフナー二期『エグゾダス』全26話、視聴完了する。非常に面白かった。なんというか、ファフナー自体が同化現象というヤバヤバな逆境を用意する仕掛けである上に、敵が普通にめちゃくそ強いという。実に冲方先生らしいハードモードぶり。しかし終わってみれば意外に多くのメンツが生き残ったな。もっと半分ぐらい死ぬと思っていたが、なんやかんやあって死者数は全体の三割~二割程度か。あ、こいつ死んだな! と確信した後で、なんやかんやさまざまな理由により生き返ったりするのだが、まぁその、それぞれの生き返り理由はそれぞれちゃんと考えられてストーリーに組み込まれていることもわかるんだが、もはや「結晶化→砕け散る」の流れが全然死亡描写にみえなくなってしまった感はある。まぁ本作は、ファフナーパイロットたちがそれぞれ特殊能力に目覚め、その力も活用して戦う感じの、ロボットアニメであると同時に能力バトル的な要素もある作品なわけであるが、えー、とにかく情報密度が高すぎて誰がどんな能力に目覚めたかをよく把握できないままなんか見てしまったような気がする。冲方先生……! こう、アニメですから……! アニメですからその、もうちと、手加減と言いますか……! 剣司の能力が治癒だってこと最終話でようやく理解する始末だよ!!

 

 時間切れ。

 

冲方先生ご本人による完全ノベライズが強く望まれる。これは小説で読みたい作品だった。小説ならば、ゆっくり読解しながら自分のペースで進められるのだが、同じノリでアニメをやられるとなかなか脳がソフトクリームになる)