螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ところでリーネのかーちゃんってぜんぜん言及されなかったけど胸はいかほどのものなのだろうか

 ぬるりと一撃をかいくぐっていた総十郎が、きょとんとした顔をする。

「あ、いや、違います! 別に思わず間違えてソーチャンどのを父上と呼んだわけでは……っ!」

 頬が熱くなる。

「いや、まぁ、小生は構わぬが。」
「だから違いますってばっ! もぉ~!」

 苦微笑を浮かべる彼の悠然とした佇まいに、なんとなく父性を感じてしまったのは確かで、さらに顔が紅潮するのを感じた。

「それで、神統器(レガリア)から記憶の流入でも起こったかな?」

 心臓が跳ね上がった。
 本当に、この御仁はどれほどのことを見透かしているのだろう。
 そして、父アーブラス・シュネービッチェンが抱えていた弱さに、しゅんと高揚が治まってゆく。

「……はい。我が父の、言葉にできなかった想いが、流れ込んできました」

 そのあらましを、総十郎に語った。

「御父君は、シャロン殿下の御傍居役であったな。」
「はい」
「……無念であったろうな。」
「はい……」

 リーネは、唇を噛んだ。

「父は、ずっと母やわたしには豪放磊落な顔しか見せませんでした。よく笑い、よく人を褒め、ギデオンどのと並ぶほどの武勇を持ちながらそれを鼻にかけず、いつもしょうもないことを言っては母を苦笑いさせている。そんな父でした」

 ここで問題となるのが、シャロンの死からアーブラスの出奔までの奇妙なタイムラグである。設定から年表を抜粋してみる。

オブスキュア時系列
王国歴元年
 始祖アウラリス、ギアラドゥナ・ガリュンルガプを王都直下の湖に封じる。
王国歴9850年
 シャラウ誕生。
王国歴10000年
 シャラウとギデオン、結婚する。
 第一王女シャロン誕生。
王国歴10080年
 シャロン、神統器に選ばれる。
王国歴10150年
 シャロン、騎士の青年トアンと恋におち、結婚。同時に自身の精霊力を魔力に変換する荒行を開始。
王国歴10170年
 シャロン、出産権を獲得。
 シャロン、トアンに先立たれる。
 シャロン、身籠っていたトアンの子供を死産。
 シャロン、自ら命を絶つ。
 シャラウ、ギデオンに対し「愛する女の伴侶として生きなさい」と絶対命令。
王国歴10270年
 リーネ・シュネービッチェン誕生
王国歴10280年
 第二王女シャイファ誕生。
王国歴10300年
 第三王女シャーリィ誕生。
王国歴10340年
 ギデオン、幽鬼王となって王国を出奔。
王国歴10400年
 アーブラス、リーネに神統器を押し付けて王国を出奔。
王国歴10440年
 ギデオン、〈道化師〉とヴォルダガッダを味方に引き込んで王国に侵攻。
 シャーリィ、異界の英雄たちを召喚。『シロガネ⇔ストラグル』開始。

 で、シャロンの死からアーブラスの王国出奔までに、ええと230年もの期間があるわけだ。これは……なんかこう、出奔の原因はシャロンじゃないんじゃないの? という気がしてくる。いや、あるいは貴族としての責務として、せめて自分の子供にレガリアを継承させる必要があったので、リーネが生まれて130歳くらいになるまで待ったのか? しかし「もうまぢ無理……出奔しよ……」のモチベーションが230年も持続するなんてことありうるのだろうか。やはり、なんかこう、もっと実際的な理由で出奔している気がする。王国か、妻か、リーネか、なんかそういうのに対して危機が迫っており、アーブラスはそれをどうにかするために帝国に向かった? ついでにギデオンも探しとこう的な? 恐らくギデオン捜索がメインとなると、奴は自分でもどってきてるので、なんか格好がつかない。親父はほんとうはもっとカッコイイ理由で家族の元を離れてほしい思いがあるのだ。それは、なんだろう。わからねえ。想像もつかねえ。というかそれは帝国編のときに考えよう! っつって未来の自分に丸投げしてたんだった。

 

 時間切れ。

 

(出奔して、親父に捨てられたような気持を抱えていたリーネ氏が、実は親父は娘を守るために出奔したのだという事実が明らかになり、弱さを抱えながらもその決断をした父への想いを新たにするとともに、リーネは自らの弱さを認める。そういう流れにしたいかな?)