螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ピストルとブレットの違いがよくわからん

ワンピは23巻のアラバスタ編までに少年漫画の王道をすでに描ききっていて、少年向けバトル活劇としてのピークもそのへんだと思ってます。40巻あたりからのシャボティ諸島以降はむしろバトルよりも複雑に張り巡らされた人間模様・伏線の回収の方が面白く、「バトルはいいからさっさと話進めて」的な面白さにシフトしていきます。キングオブ少年漫画ですがもう少年漫画の範疇からははみ出てるんですよね。個人の感想としては。

 ほへー。シャボティ諸島編以降にがぜん興味がわいてきましたな。で、今日はアンタゴニアスを更新して、時間ができたのでワンピースを「ヒルルクの桜」完結まで読み進めた。いい話だ!!!! 感動した!!!! それは間違いないが、いやしかし、ヒルルク氏、ちょっとヤブ医者はたとえ志がどんだけ高潔だろうとちょっとどうなのかという話である。そこまで一心に医者として励んでいながらあそこまでヤブなのは、ちょっと医師として根本的に何か欠けているのではないか。いやこれが、他の職業とかなら別に気になんないんだけど、ダイレクトに人の生き死にに関わる仕事だからなァ、ちょっと、受け流せなかった。しかし、ではヒルルク氏が医師として普通に有能だった場合を考えてみよう。……なんか物足りねえのは確かなのである。彼はヤブだったほうが魅力的な男なのは間違いない。だがそれは何故か? 有能で高潔だったらギャップが生じないからだ!!!! いや、しかし、ヒルルク氏、お前、チョッパーがよこした毒キノコ食うのはお前、それは優しさじゃないだろ。ちょっとお前、それはどうなの。銃を振りかざしてチョッパー追い払った案件もそうだけどさ、チョッパー的にどっちが辛いのかということをもう少し考えろよというのは正直思った。そして、あぁ、やだやだ、口を開けば批判しか出てこない自分が一番いやだ。

 

 時間切れ。

 

(なんにせよ、ようやくアラバスタ編が始まりそうだ。クロコダイル氏、賞金額からして巨人戦士コンビよか弱いのか? うまくインフレを抑制する展開だ)