螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

明日から何を糧に生きていけばいいんだ

 銀英伝、全110話。視聴完了する。なんてことだ……なんてことだ……終わってしまったぞ……なんてことだよ……伝説が終わり、歴史が始まってしまう……銀河凡人歴史が始まってしまう……いやまぁ、それがヤンとユリアンの大目標であったからいいのだが、しかし宇宙は輝きを失ってしまったな……。しかしラインハルトは、特に民主主義に対して敵意を持っているわけではないんだよなぁ。このへんが、どうもよくわからないところというか、ゴールデンバウム王朝の、ザ・専制主義には反発するけど、同時に民主主義勢力と戦うことにも疑問を持たない。なんというか、主義はどうでも良くて戦いたいだけだったんじゃないかというのが、どうにもこの男を全面的には認めることができない理由だったりする。およそ長期的展望というものが感じられないのだ。完璧な為政者として辣腕を振るうのも、ゴールデンバウム王朝と門閥貴族どもがそれをしなかったから、逆張りでそうするよう自らに強いているだけで、施政とか社会の改善とかには本当のところ特に興味がなかったのではないか。というのが初期から俺が抱いてきたラインハルト評であるが、最終回でもそれは覆らなかった。

 

 時間切れ。

 

(では自己満足だけで完結できる人間かと言えばそうでもなく、ヴェスターラントを忘れるなおじさんの罵倒にはショックを受けていたりする。自分がいいことをしていると思い込んでいたのであろうか?)