何故か俺は重要キャラ同士の戦いは三万字程度になる強い傾向がある。

　むっ、むつぎ＝サンに十四年前のブログ記事に☆をつけられてアイエエエエ、というからめぇぇぇぇぇぇ！　みたいな気持ちになっている。これはこっぱずかしいぞ！！！！！　あの頃俺はアホだった。まるで今アホじゃないみたいな言い方をしたが、アホたる俺の眼から見てもちょっとどうかと思うレベルのアホだった。まぁでも読み返してみるとぶっちゃけあんま成長ねえな俺。好ましいことだ。成長とは過去の自分に対する殺人である。とかなんとか、西尾維新あたりがゆってたような気がするが、まぁ真理の一面ではある。未来の自分から見た過去の自分に対してなんやかんや言うのは、要するに弁護人不在の裁判に等しい。公平さなどあるはずがないのだ。そりゃあ、昔の自分より今の自分の方が成長していると思い込みたい気持ちはわかるし、まぁ俺もそういうのはわかるのだが、しかし無批判に今の自分の方が上であるなどと論ずるのは傲慢である。なぜなら物事を楽しむ才能という意味では間違いなく今の俺は過去の俺に勝てない。それは衰退ではなく、単に未知の事物が少なくなったためでしかない、というのは正論だが、しかし「楽しめる人生」と「楽しめない人生」を比較したときにどちらがより良き人生であるかなど論ずるまでもなく明らかである。あ、プロット進みました。

　時間切れ。

（なんだこの最後の雑な付け足しは……。しかし今回初めてプロット書き切ってから本文を書く挙に出ているが、どの程度プロットを書けば本文がいつもぐらいの長さになるのかが検討もつかんな）