螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

表紙もカッコイイ

 『ネメシス戦域の強襲巨兵』を読み始める。うむ、これは、良いものだ。あのー、主人公はなんか普通の会社員なんだけどいきなり二万年後の世界に飛ばされることになる。まぁ、よくある異世界転移系のあれであるが、ちゃんと「神の暇つぶし」的なてっきとーな理由ではなく、きちんとしたタイムトラベル理由がある。でまぁ、自分の身を守るためにロボに乗って戦うわけであるが、きちんと真面目にSFしていて、緻密な設定の跡が伺える。そして戦車が登場する。まぁロボットものっつったら戦車はふつう噛ませですよ。なんもできずに蹂躙されるだけの存在ですよ。ところは本作では戦車が普通に強いし普通に大活躍するのである。あとまぁ、なんで近接戦闘が主流なのか、とか、なんで超優秀なAIがあるのにわざわざ人間が乗らないといけないのか、とか、まぁ並程度の知性の持ち主ならば普通に思いつくであろうツッコミに対して丁寧に回答を用意してくれるのでたいへんに好感をもった。まぁでも戦闘描写は今のところやや物足りないか。なんだ、もうちと攻撃の結果発生した二次的な物理現象を力を込めて記述してほしいのである。しかしまぁ、いまのところとても期待が持てる。続きも読もう。高次元的に折りたたまれ、体積よりも遥かに重い装甲材という設定が好き。

 

 時間切れ。

 

(あとはハーレム要素さえなければ二巻も買おう)