螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

そも期限内に完結作品を書き上げたという時点で選ばれし者である

 なんかセールだったので『火蛾』を購入する。読む。なんか推理小説らしいのだが、今のところぜんぜんそんな趣はなく、なんかイスラム世界である修行者が聖地巡礼の旅に出て、もうちっとでたどり着くというところでへんなオッサンに出会い、なんかしんないけど別のところへの旅が始まるようなあたりまで読む。文章がやたらと読みやすい。なんかこういう歴史要素のある小説だと、小難しい歴史知識が長々と語られたりして、辟易するような印象が正直あるんだけど、本作はそうゆうのがほとんどなく、ぽんぽんとテンポよく話が進んでゆく。果たしてここからどうなるのか。殺人事件でも起こるのであろうか。まぁ続きも読もう。えー、書くことがない。絶叫杯参戦作品のレビューに苦戦している。まぁ分量も内容もまちまちなのであるから、全ての作品に同じ分量のレビューを書こうというのがそもそも無理があるのであるが、しかしまぁ、あんまり作品間で扱いに差を設けたくない思いがある。するとどうしても書くことが思いつかない作品というのも中にはあるわけだ。どうすればいいのか。そこはお前、これもまた鍛錬だよ。作品の美点を探り出すという。感情的にそれを感得できない以上、理論的に導き出すしかないのだ。

 

 時間切れ。

 

(俺は俺の感性をまったく信用していないので、なんも考えなくとも自然と褒める点が浮かんでくるような理想的な受け手にはなれないのだ。ならば努力で埋めるしかない)