螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

何度読んでもガッシュが好(い)い男すぎる

 『風龍』を第三章まで読み進める。ため息を漏らす。本当に、まったく、なんという物語であろうか。何度も読み返しているはずなのだが、そのたびに驚嘆の念に襲われる。こんな面白い物語があって良いのか。犯罪ではないのか。法整備が追い付いていないぞ。描写といい、理論的整合性といい、構成と言い、非の打ち所がない。なんちゅうもんを、まったくなんちゅう傑作を生みだしてしまったんやベニー松山先生は!!!! 本作は元祖ダンジョンRPG『ウィザードリィ』のノベライズである。まぁ、こてっこての剣と魔法のファンタジーである。しかし、その字面から連想される野暮ったさ、陳腐さは本作にはない。まったく、なんと壮絶な物語であることか。原作ゲームは未プレイなのだが、正直ここまで凄まじい質のストーリーテリングがあったとは到底思えない。ベニー松山先生の鬼才の産物であろう。なんというか、複数の案件が同時進行的に展開してゆき、

 時間切れ。

(忍殺脳に汚染された今の俺は、ジヴラシア=サンがブリッジ回避するたびに腹筋が死ぬようになってしまった)