螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

メタ視点で物語を論じたくない病

 ttp://zatsubun624.blog49.fc2.com/blog-entry-312.html
 相変わらず面白いなぁ。長さが気にならないこの筆力よ。この問題における俺の立場は「物語に必要のない無駄な設定ってむしろないほうがおかしくね?」という感じである。設定すべてが話の展開上意味を持つ、と言えばまぁ何だか完成度が高く思えるのだが、そもそもその作品世界が存在していることに特段の理由はないはずなのである。ええと、どういうことかというと、すべての世界設定が緻密に話に絡んでいるということは、その世界はそこで語られる物語のためだけに創造されたとしか思えなくなるのである。いや、実態はそうなのだが、そんなメタ的視点のことを言っているのではなく、実際に物語られるのはその世界の中の一部に過ぎず、別にその世界独自の法則なり設定なりは、描かれるドラマとは無関係に成立しているもののはずである。現実世界がそうであるように。なのに、それをすべてストーリーに絡めてしまったら、整合性を欠くように思えるのだ。まぁそれはそれとして設定先行の物語があんまりおもしろくないことが多いのは事実だが、でも俺、設定厨の皆さんのこと、わりと嫌いじゃな

 時間切れ。

(「世界が存在していることに目的はない」という考え自体がひとつの信仰に過ぎないと言えば確かにそうだな……)