螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

強さ

 しかし「欲望」は容易く悪と結びつく。「欲求」も結びつきうるが、「足りているのに欲しくなる」という性質上、より同情の余地のない悪になりやすい。しかし、なんというか、ここでどうにかして感情移入の可能な悪を描くことは人間描写に対する不可避の関門であると思う。悪であれるのは人間だけであり、悪の観念こそが人類史でも最も影響の極大なる発明品である。これに比べたら車輪だの農業だの、ただ便利になっただけであり、それは量的な変化であって質的な変化ではないからだ。悪を描くことが人間を描くことである――が、ここで「欲望=悪」などと安直に考えてはならない。それは似ているし、容易く結びつきうるが、完全に別個のものである。良き結果をもたらす欲望も当然のようにある。そしてそれは欲求を根幹とする善行よりも強烈に俺を惹きつける。で、あー、なんか書くことなくなったな。明日ゲーム会やー。ベインライダーほとんど進まなかったー。あー、まぁ、ためしに使ってみるかもちべになるかもしらん。

 時間切れ。

(理由のある悪などただの不運の被害者でしかない。そこに強さはない)