螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

BGMもおぞましいんだわこれが


 あぁ、レンタルした『シン・ゴジラ』ようやく見る。うむ、やはりこの作品は第二形態のキモおぞましさがヤバいな。まぁ、俺はわりとキャラクター性が確立され、「おなじみのアイツ」扱いされるようになったゴジラの世代なので、少なくともこの破壊神に対して畏怖は抱いても嫌悪の感情など持ったことは一度もなかったのであるが、シン・ゴジラ第二形態はそんなある種牧歌的な固定概念をぶち壊す衝撃的なおぞましさであった。あのキモさは正直フィギュアでは出ない。実際に動いているところを見ないことには。見た目もキモすぎだが、動きがヤバい。陸上に打ち上げられた魚のごとく無様にのたうちまわりながらその巨体で家々をなぎ倒し、人々を圧し潰してゆく。その動作には一切の知性や意志が感じられない。感情移入というものを完全に拒絶する醜態である。そもそもシン・ゴジラは日本になにしに来たのか? 少なくとも、前半では積極的に文明を破壊しようという意思はまったく感じられない。ただ無様に這いずってるだけだ。

 時間切れ。

(第一形態はしっぽしか映らないため、実質第二形態が最初に視聴者の前に現れるゴジラなのである。その衝撃は凄まじい)