螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

大人がちゃんと頼れる作品は名作。はっきりわかんだよね。


 拍手コメを頂いたが、仰る感じで現実に存在する男性性・女性性を理由に、女が戦った方が良い、という感じになるのなら、少なくとも納得はできるのであるが、なんか「〇〇の力が宿るのは女の子だけだ!」みたいなさ、いやあのそれ「なんで女が戦うのか」という疑問が「なんで女にしか力が宿らないのか」に置き換わっただけで疑問が何も解決してないよね? っていつも思うわけですな。で、まー、そんなアレで特甲少年少女たちはなんか「転送を開封」と唱えると両手足の義足が戦闘用のものに置換されてめっちゃ強くなる感じなわけだが、言うまでもなく都市部の戦闘における利便性は抜群でありますな。ここまで述べた彼ら彼女らへの扱いを見ると、なんだか人を人とも思ってないようなディストピアものなのかと思ってしまいますが、いや特甲猟兵を運用してる連中に関してはそうなのかもしれませんが、少なくとも主役の少女たちを要する組織に関しては、全然悪人ではないというか、かなりまっとうで有能で頼りになる大人たちなのでありますな。まぁ、とある登場人物が「女子供を戦わせるなんて絶対に間違ってる!」と主張したりもしますが、

 時間切れ。

(それに対し主人公の上司は「気持ちはわかるし、個人的にはまったく同感なのだが、では現実的に彼女ら抜きで終わりなき対テロ戦争の虐殺から市民を守れるのかといえば……」というスタンスである。だがしかし、少女たちが「こんな暮らしもう嫌だ! 殺し合いなんてウンザリだ!」って強硬に主張すれば、間違いなくこんな殺伐ワークから手を尽くして抜け出させてくれるであろうという信頼感がある。彼女らはけっこうしっかりと自分の理由で戦っているのだ)