それでも書くしかないのだった
アンタゴニアス第二十話をアレする。ぜんぜん物語がドライブしない。血沸かないし肉踊らない。あのー、なんだ、今書いているのが何のためのシーンなのかという目的意識をちゃんと持ってないとダメ。ってなって、いやちゃんと目的はあるわ!!!! だけど予想外に長くなって、結局今日進めようと思っていたところまでいかなかったから、ドライブしないという感覚を抱いているに過ぎない。そしてその「話進まねえな」感は、あのー、予想よりも描写が長くなった際に発生するような気がする。それは無意識に、当初の予定よりも作中の事物を力を込めて描いてしまったがゆえに起こることであるが、しかし描写の解像度が高いことは必ずしも欠点ではないと思う。というか、詳細に描かれている対象が、読者的にも興味の持てるものであるならば、描写の解像度が高いのは欠点などでは全然ないのである。もちろん、どーでもいいものに対する詳細な描写ほどうっとおしいものはないが、今回のそれは、違うのではないか? おまえ、主人公と(多分)ヒロインのファーストコンタクトやぞお前。しかし俺はもう長いことアンタゴニアスで戦闘を描いていないような気になっているので早く爆発とか起こしたい。
時間切れ。
(だがその展開がダルイという感覚も、何時間もかけて一回投稿分(八百~千字程度)を書いているから起こる錯覚であって、通して読めば別に冗長でもない可能性が高いのだ)