螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

やはりブロントさんが一番好き

 『やる夫はカードを引くようです』ついに最新話まで追いついてしまった。これでもう好きな時に好きなだけ思うさま『カードを引くようです』を貪り読める日々は終わりを迎えたということである。おぉ、なんたることであろうか。本作は集団戦闘を描く難しさを如実に感じさせる作品であった。まぁ、本作はカードから戦闘キャラを召喚して戦うわけであるが、一度に出せるキャラは三体までが限界である(最新話付近で四体展開できる特異能力者が登場したが)。で、カードは金で買ったりガチャで引いたりする以上、マスターは三体以上のカードを持っているのが普通で、そいつらは補欠である。要するにFGOの主人公がたくさんいる世界だと考えれば良い。で、そうなると基本的に四対四の戦い、ということになるが、あるキャラとあるキャラが必死こいて戦ってるときに、当然ながら別のキャラも別の敵カードと戦っているわけだ。しかしそうなるとあるシーンを高解像度で描写していると、別の方面で展開を動かすことができなくなってしまう。さもないと「描かれてないけどなんかいつの間にか決着ついてました」みたいなことになってしまい、つまらん。なので描かれてない方面の戦いは基本的に時間が止まってしまうのだ。

 

 時間切れ。

 

(しかしそれでは四対四の集団戦にした意味がまったくないので、作者は非常に難しい判断を迫られるのではなかろうか。この問題の解決策を、俺はちょっと思いつかない)