螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

「我に余剰戦力なし。そこで戦死せよ」

 書くことがない。銀英伝、バーミリオン会戦のところまで視聴する。あ、出た。ここだった。俺は旧版銀英伝アニメを「普段は全然そんなことないのに戦争シーン中に特になんの前触れもなく超絶グロいシーンを映すので非常に心臓に悪いアニメ」として認識していたが、その原因となるのがここだ。まぁすごいことになっている。自分の内臓をかき集めながら「母さん……母さん……」っつってる兵士の姿が強烈に意識に刻み込まれていたが、違ったわ。記憶違いだったわ。自分の内臓かき集めてる人と、下半身を失って上半身だけで這いずりながら「母さん……母さん……」ゆってるひとは別人だったわ。なんか俺の脳内でこいつらフュージョンしてたわ。あぁ、しかし、この場面を見るに、ラインハルト氏の人品について思いを馳せることになる。まぁ彼は基本的に善政を敷く超有能な為政者という一面はある。彼は間違っても無用に残虐な人物ではないし、子供や弱者には優しい顔も見せる。しかし、それら善良な部分は、ラインハルトという男の中で、さして重要な地位を占めていない。なんかこいつ「血縁による地位の相続などおぞましい。私の死後は最も相応しいものが私の後を襲えばいい」とかゆってましたけど、

 

 時間切れ。

 

(この発言は根本的に「人類社会をよくしよう」という気持ちが彼の中にはないことを示唆していると思う。あくまで自分が生きている間、良い感じならばそれでいいのであって、自分の構築した体制が自分の死後にどうなろうと別に知ったことではないのである。だってこの言葉、一字一句同じことをゆって死んだアレキサンダーとかいう人の帝国はその後内紛で分裂しましたからね。ラインハルト氏がその程度のことを予測できないわけがないので、「人類社会の健全な発展」とかそうゆうものに興味がないことは明白であろう)