螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

チェンソーとはいったい……うごごごご!

 泣き言は聞きたくない!!!! あきらめるな!!!! というわけで、『チェンソーマン』当面の最終巻まで買って読んだ。うむ。虚無ではない! 虚無ではないぞ!! ではこれからバール先生による超独創的で面白いホメホメが始まるぞ~!!!! 刮目せよ!!!! さぁ!!!! お願いします!!!! ……あー、うー、あー、なんか、面白かった、です。あのー、あのー、「子供の精神を壊す星の光」とか「死以外にあった四つの結末」とか、ほへー……ってなった。いいセンスオブワンダーだなぁ。この、現実の我々の現実認識自体が、チェンソーマンによって歪められたものであり、世界は元々もう少し違ったものだった、みたいな観点が良いですね。しかしなんでチェンソーの悪魔にそのような現実消滅能力があったのか。チェーンソーとまったく関係ないじゃないか。ここで考える。本作は頑なにチェーンソーではなくチェンソー表記を徹底し来ていたわけであるが、これは何か意味があるのではないか。つまり「チェンソー」はチェ-エンソーとは何か別のものなのではないか、みたいなことを考えた。もともとこの世界には「チェンソー」なる現実消失能力を持つ何らかの概念が存在したが、しかしチェンソー自身の力によってそれが消滅したのが、今我々を取り巻いている世界なのではないか。

 

 時間切れ。

 

(つまり『チェンソーマン』の世界は、我々の世界よりもちょっとだけ過去の世界なのでは……と考えて、そういやこの世界、「ナチス」の概念がなくなってたんだな……と思い出し、じゃあ同一世界線説は否定されたな……としょぼくれる)