ううう……
アンタゴニアスをテキストにまとめる作業が完了する。総文字数24万5千字!! 中途半端!! 別に群像劇とかいうつもりはなく、最小限の人数に抑えたつもりだったが、それでもここまで長くなってしまった。ちょっと、さすがに、短くする技術を良い感じにアレするべきなのではないかと思った。しかし正直に言おう。どこを削るべきなのか、思い返してもぜんぜんわからない。削るってどうすればええんや。例えば、特定のシーンを削るという発想ではなく、特定の人物の存在を消すという方向はどうであろうか。アンタゴニアスだと、まず誰を削るべきなのか。……わからぬぇ……強いて言うならデイル・マーロゥだよなぁ……奴は、なんというか、不完全燃焼な最期だった。登場させたときはいろいろと良い感じの出番を考えていたのだが、全部ナシになってしまった。最初は、アーカロトとの間で、銃機勁道熟達者同士の、丁々発止のカラテラリーをさせたかったんだ。アーカロトのカッコイイカラテ発揮シーンがやりたかったというか。しかし、実際にはその戦いは実現しなかった。しなかったんだ……なんというかもうさっさとジアド戦に行きたかったから、アメリ編を急いで畳んでいたような感じがある。彼には本当に悪いことをした。現状、作劇の構成を俯瞰して、デイルの存在意義は薄い。
時間切れ。
(んだけんども、アーカロトを曇らせる要因として、デイルの死は必要だったのではないか? わからねえ……消す/残すの基準をどうするのが適切なのかわからねえ……)