螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

いや否定せずに、登場した人物が犯人であるという証拠でも出せばそれでいいのか

 『火蛾』を読み進める。殺人事件が発生する。しかし登場人物はすべて、金とか愛とか嫉妬とか、そういう俗人的な動機では動いていないのであり、誰が犯人にせよその動機は想像を絶している。五人出てきたうちの二人が死に、一人はなんかすごい偉大な導師であるから人など殺すはずがないとされて、残った主人公ともう一人が互いに犯人なのではと疑い合う状況になったわけであるが、しかし本作の舞台は本当に厳密なクローズドサークルと言えるのであろうか。山のどっかに潜んでいた、今まで登場していない六人目が犯人であるという可能性を、厳密には否定できないのではないか。もちろん、そんなことはないのであろう。ミステリーとして面白くないからだ。しかし、現実的に考えるならばその可能性を完全に排除することは不可能である。そしてそれは大半のクローズドサークルものにも同様に言えるだろう。さすがに『SAW』ほどまでに舞台が限定されていれば、「すでに登場している人物が犯人である」と断言もできるのだが、もちろんそうではない場合の方が多いであろう。絶海の孤島程度であれば、「どっかに登場しない人物が隠れ潜み、凶行を成していた」ということは、面白いかどうかはともかくとしてありえはする。

 

 時間切れ。

 

(つまり何が言いたいのか。普通のミステリー小説は、上記の「登場しない人物による犯行の可能性」をどうやって否定しているのであろうか。俺は全然読まないからわからない)